肛門狭窄形成術
重い肛門狭窄の治療法として肛門狭窄形成術があります。
肛門狭窄形成術はSSG法が使われる事が多いです。
ただし、SSG法は1週間位の入院と1ヶ月位の療養が必要になります。
手術は下半身麻酔で行われます。
入院中の経過は以下の通りです。
まず、入院1日目に下剤を服用して、
残便などを出します。
2日目が手術日。
朝食は食べれますが昼・夕食は食べれません。
その後、浣腸をして出します。
手術前には肛門付近の毛剃りを行います。
場合によっては残便の確認に為に4~50cmぐらいの
大腸検査を行います。
大腸検査の時、空気を入れるので腹痛が発生しますが
トイレでガズを出せば治ります。
手術は午後からの事が多いです。
手術後がしばらく仰向けの状態から動けません。
術後2~3時間経つと寝返りがうてたり、水分が取れます。
翌日までは座ったり、立ったり出来ないことが多いです。
3日目は
手術翌日ですが、基本的には病室内で過ごします。
風呂も入れませんけど、食事は出来ます。
術後の痛みは個人差が有るかもしれませんが
排便しなければありません。
痛みがあれば痛み止めの頓服が処方されていると思うので
頓服を服用します。
4日目以降は
出血がなければ風呂にも入れます。
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