データ消去(抹消)

ハードディスクのデータを消去(抹消)には以下の方法はあります。

ファイル単位の削除
Windows上で普通に削除しても、
実際のデータは残っているのでフリーソフトなど
上書き処理を行うソフトを使用します。

ドライブ単位での削除
Windows上で行う場合はＣドライブなど、
ＯＳが載っているドライブは行えません。
ドライブ単位では容量が大きいので環境により
時間がかかります。
多くの場合、Ｗｉｎｄｏｗｓ上で動作します。

ローレベルフォーマット
ハードディスクがフォーマットされていても、
ntfsなどのフォーマットごと削除します。
上書きはゼロフィルを行い、
場合により不良セクタの回復などを行います。
HDDメーカーから出ていたり、
フリーの物もあります。
多くの場合ブータブルCDやＦＤのイメージファイルで
配布されています。
再度、ハードディスクを使う場合は、フォーマットも消去
されているので、再度フォーマットが必要です。

上書き回数
データを消去するときに上書きするときの回数は、
通常１回でＯＫです。
データ復旧の業者の多くは上書きされたデーの復元はサポート外です。
また、磁気顕微鏡を使って復旧できる可能性があるとはいいますが、
現在のところ、磁気顕微鏡を使ってデータ救出を行っている業者はいません。

心配な場合は複数回上書きしてください。
３回も上書きを行えば十分だと思います。
ドライブ単位での削除の場合、容量や環境により時間がかかります。
上書き回数や方法は、規格は有るようです。